妊活・不妊鍼灸を受ける【おすすめのタイミング】
なぜ、妊活・不妊鍼灸を受ける【おすすめのタイミング】をお伝えするのか?
妊活・不妊鍼灸を受けることを検討中の方へ。
これまでにうまく妊娠した方のカルテを
すべて見返してみると、
月経期・卵胞期・排卵前・着床期・黄体期と
各周期毎(月4回ほどのペース)で
受けられると一番良いです。
とは言え、ご予定・ご都合あるかと思います。
そこで、少しでも早く妊娠できるように、
妊活・不妊鍼灸を受ける際に、ここだけは
押さえておいていただきたい
【おすすめのタイミング】
を知っておいていただきたらと思います。
これが分かるとご自身でも通院計画が
立てやすいですし、納得して通院できます。
妊娠するのに理想的な月経周期
まず基本的なことですが、
妊娠するのに理想的な月経周期について。
・月経周期25~38日 ※変動は6日以内
・出血日数3~7日
・低温期と高温期の体温差は0.3~0.5℃
・低温期と高温期の移行は3日以内
・高温期は10日以上 ※17日以上で妊娠
これが理想的な月経周期の目安です。
それでは、
「妊娠に向けて各生理周期が
どういった時期なのか?」
そして、
「妊活・不妊鍼灸を受ける
【おすすめのタイミング】
と、なぜその時期なのか?」
を解説していきます。
妊娠に向けて各生理周期が持つ意味。妊活・不妊鍼灸を受ける【おすすめのタイミング】
タイミング・人工授精の場合「妊娠に向けて各生理周期がどういった時期なのか?」
月経期:着床が起こらなかった子宮内膜が
排卵から約2週間で剥がれ落ちて
また次の月経周期が始まる時期。
子宮内の血液を体外にきれいに
排出させないと、ヲ血(血の滞り)の
原因に。メリハリのある月経を
目指します。
卵胞期(低温期):女性ホルモンの分泌により、
卵巣内の卵が成長していきます。
また子宮内膜も厚くなってきます。
質の良い卵子が育つためには、
ホルモン分泌を促進させ、
卵巣・卵子に十分な栄養が
行き渡る必要があります。
そのため、この時期に施術での
体調管理は重要になります。
排卵前:卵子がさらに成長し、排卵された卵が
卵管采にてピックアップされます。
さらに子宮頸管の粘液はサラサラになり、
精子がその中を泳いでいきやすいように
なります。
体温も低温期から高温期に移行します。
もしご夫婦のタイミングをとるなら、
最も妊娠率が高いのは排卵2日前に
なります。
今月に排卵される卵子は約6ヵ月前
から成長し、10個前後の卵子の中
から1つだけが排卵を迎えます。
ここまでの積み重ねが活かされるように、
体温をスムーズに移行させます。
うまく排卵できるようにこの時期の
施術も重要です。
着床期:子宮内膜をさらに充実させ、
着床しやすい状態を作る
(タイミングor人工授精を行った日の
5日~1週間後に着床しやすいと
言われている)
着床前の施術は重要です。着床力を
上げるために内膜の血流を良くして
おきます。
黄体期(高温期):黄体ホルモンを十分に分泌
させ高温期を継続させる時期。
黄体期は気分が落ち込み、
イライラします。
黄体ホルモンが活発に働いて
受精卵を育てようとしているため、
水分をため込みやすく、食欲が増し
太りやすいです。
ホルモン分泌は促進させつつ、
ストレスケアも重要になって
きます。
妊活・不妊鍼灸を受ける【おすすめのタイミング】タイミング・人工授精の場合
月経期 〇
卵胞期(低温期)◎
排卵前 ◎
着床期 ◎
黄体期(高温期)〇
※◎重要な施術タイミング
体外受精・顕微授精の場合「妊娠に向けて各生理周期がどういった時期なのか?」
まずは、体外受精・顕微授精の
「全体の流れ」から。
卵巣刺激
→採卵、採精
→体外受精 培養
顕微授精 培養※凍結
→胚移植
→黄体ホルモン補充
→妊娠判定
月経中~採卵前:より良い卵が育つようにする
時期。女性ホルモンの分泌に
より、卵巣内の卵が成長して
いきます。また子宮内膜も
厚くなってきます。
質の良い卵子を育つためには、
ホルモン分泌を促進させ、
卵巣・卵子に十分な栄養が行き
渡る必要があります。
そのため、この時期に施術での
体調管理は重要になります。
着床期:子宮内膜をさらに充実させ、着床
しやすい状態を作る。
着床前の施術は重要です。
着床力を上げるために
内膜の血流を良くしておきます。
ちなみに、
どの卵を移植するかによって、
有効な鍼灸施術日が変わって
きます。
4分割→受精卵移植から3日後(2日目胚)
8分割→受精卵移植から2日後(3日目胚)
胚盤胞→移植当日
黄体期(高温期):黄体ホルモンを十分に分泌
させ高温期を継続させる時期。
黄体期は気分が落ち込みやすい、
イライラする。黄体ホルモンが
活発に働いて受精卵を育てようと
しているため水分をため込み
やすく、食欲が増し太りやすい。
ホルモン分泌を促進させつつ、
ストレスケアも重要になって
きます。
妊活・不妊鍼灸を受ける【おすすめのタイミング】体外受精・顕微授精の場合
月経期 〇
卵胞期(低温期)◎(頻度は多めに)
採卵前 〇
着床期(移植期)◎
黄体期(高温期)〇
※◎重要な施術タイミング
最後に
以上が、
「妊娠に向けて各生理周期が
どういった時期なのか?」
そして、
「妊活・不妊鍼灸を受ける
【おすすめのタイミング】
と、なぜその時期なのか?」
についてです。
妊活・不妊鍼灸を検討されている方は、
ご参考にされてみてください。
もちろん実際の通院ペースは、
あなたが信頼して通われている
鍼灸院の先生と相談しながら
決めてくださいね。
あなたの妊活がさらに一歩前に進みますように。
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