「妊活」にイイことは？

妊娠中のカフェイン

2020.06.02

実際のクライアントから頂いた【妊活で気になること】Q&A

今回は妊娠中のあなたには、知っておいて
ほしい「カフェイン」の情報になります。

妊娠中はカフェインを摂り過ぎることに
より、出生時が低体重となり、将来の健康
リスクが高くなる可能性があります。

世界保健機関（WHO）は妊婦さんに対し、
コーヒーを１日３～４カップまでにする
ことを呼びかけています。

しかしながら、各国のカフェイン摂取基準は
WHOよりも厳しく設定されています。

例えば、

欧州食品安全機関（EFSA）
習慣的なカフェイン摂取に関し、
１日当たり２００ mg
（およそコーヒーをマグカップで２杯程度）
であれば、胎児や乳児の健康リスクは増加
しないと評価。

英国食品基準庁（FSA）
１日当たりのカフェイン摂取量を、
WHOよりも厳しい２００mg
（コーヒーをマグカップで２杯程度）に制限。

カナダ保健省（HC）
カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、
あるいは妊娠を予定している女性は３００mg
（コーヒーをマグカップで約２杯）に制限。

以上のように各国カフェインに関する制限を
設けています。つまり、まとまったカフェイン
摂取はリスクがそれなりにあることを
意味します。

ちなみにコーヒー１杯のカフェインが
約９０㎎になります。
※参考値として
コーヒー６０㎎/１００ ml
（浸出方法：コーヒー粉末１０ g/熱湯１５０ ml）

特にエナジードリンクまたは眠気覚まし用
飲料は、缶や瓶１本当たりにすると、
コーヒー約２杯分に相当するカフェインを
含むものがありますので要注意です。

また私的に意外なものが、
「玉露茶」です。
コーヒーやエナジードリンクが断トツで
カフェインが多いのかと思っていました。

しかしながら玉露茶はコーヒーよりも多い
１６０㎎/１００ mlだそうです。

コーヒー・紅茶はあくまで嗜好品なので、
どうしても普通のコーヒー・紅茶を
飲みたい方は量を守って飲んでいただくこと
をおすすめします。

また制限ばかりではせっかく妊娠したのに
辛いしストレスです。

なので「デカフェ」・「カフェインレス」は
上手に利用していただけるとOKです。

安心して飲みたいあなたには、
ノンカフェインの麦茶、ハト麦茶、
ルイボスティーがおすすめです！

参考：食品に含まれるカフェインの過剰摂取に
　　　ついてQ＆A … – 厚生労働省

以上が、
Q「妊娠中はカフェイン摂ったら
　ダメなの？」
のお答えになります。

あなたの疑問はスッキリ解決されました
でしょうか？

ストレスが少しでも解消し、
あなたの妊活がさらに一歩前に
進みますように。

※妊娠中の生卵・生ものが気になる方は、
下記の記事もご覧ください
↓↓
妊娠中の生卵