「妊活」にイイことは?

【妊活】おすすめの食事(応用編)

【妊活】おすすめの食事(応用編)

今回は妊活で頑張っているあなたに、
「妊活中にどんな食事がオススメなのか?(応用編)」
をお伝えいたします。

主なポイントは3つになります。

1.冷え対策の食事
2.気をつけるべき油
3.原因不明不妊にはビタミンD

1.冷え対策の食事

妊活をされている方は、
冷えを気にされている方が多いです。

実際に、体が冷えていると婦人科系統の
機能は低下します。低下が進むと、
月経不順・月経痛・更年期障害など様々な
症状を引き起こします。
もちろん不妊にも影響します。

そこでまずは、冷えに対する食養生から。

「キュウリやトマトは冷やす作用が
あるから食べないほうが良いのですか?」
とクライアントから聞かれることが時々あります。

お答えとしては、「食べて大丈夫です。
夏はむしろ食べてください。」になります。

東洋医学では季節に沿った生活を行うことが
一番の養生法だと言われています。
ですから食生活も、旬のものを食すことが
大切になります。

キュウリトマトなど夏野菜は
体の熱を冷まし夏バテを解消する働き
あります。ですから暑い時期は、夏野菜を
ぜひ摂ってください。

「秋ナスは嫁に食わすな」って聞いたこと
ありますでしょうか?

「秋ナスは嫁に食わすな。」
これは気候的に涼しい秋に、夏野菜である
冷やす作用のあるナスは、特に冷えが影響
しやすい女性の体には毒になりますよ
ということです。

また、みなさんが良く口にするもので、
冷やす作用のあるナス科の野菜は
ナストマト以外にもあります。

それは…
ジャガイモピーマンパプリカ など
になります。
これらもナス科の野菜になります。

とは言え、秋にナス(ナス科の野菜)を
食べたいときはありますよね!

大丈夫です。東洋医学では極端が大敵です。
中庸(ほどほど)が望まれますので、
秋・冬に夏野菜は、ほどほどにして
いただければ大丈夫です。

逆に身体を温める食材とはどんなものなのでしょうか?

勘の鋭い方はここでピンと来ている
はずです。

そうです。秋・冬の寒い時期に旬のもの
が身体を温める作用があります。

おすすめのものとして生姜などは
みなさんご存知かと思いますが、
他にも「身体を温める食材」があります。

それは、
人参:胃腸を丈夫にし、生命力を高める。
   体力のない方にオススメです。
ゴボウ:身体を温め、女性ホルモンの分泌を
    助けるなどの根菜系の食材です。

また、
鶏肉:胃腸を温め、身体に気・血・水
  (エネルギー)を補う。滋養強壮に◎です。
こちらもオススメです。

ご存知でしたでしょうか?
日々使いやすそうなものを選びました。
「1.冷え対策の食事」ぜひお試しくださいね。

2.気をつけるべき油

これもご存知の方もいらっしゃるかと
思いますが、知っておいていただきたい
です。

油は「太る、悪いもの」と言うイメージを
まだまだお持ちの方も多いかと思います。
そんなことはありません。

質の良い油と上手にお付き合いしましょう。
知っておくだけで得なので
みなさんもぜひお試しください。

油(脂質)は3つの原料なので、
身体には欠かせません!

何の原料かと言うと、
①細胞膜 ②ホルモン ➂胆汁酸
になります。

①:体は60兆個の細胞から出来ています。
それら1つ1つの細胞を覆うのが細胞膜。
つまり摂る油が全身(皮膚や脳など)に
くまなく影響します!

②:女性ホルモンの分泌は20代以降は
徐々に減少します。それと共に骨密度低下や
身体の不調が現れてきます。ですから、
なるべく質の良い油を摂るべきです。

➂:腸の壁に脂質がくっつくのを防いで、
消化や吸収を助けてくれます

上記3つに使われない油は「中性脂肪」になるので、
油の摂り過ぎも要注意ですが、やはり油(脂質)は
身体にとって重要なものと言うことは 
お分かりいただけたのではないでしょうか?

ここで、≪おすすめ油ランキング≫です。

1位 オメガ3脂肪酸(亜麻仁油、青背魚、クルミ)
1位 オメガ9脂肪酸(オリーブ油)
2位 オメガ6脂肪酸(ごま油)
3位 飽和脂肪酸(牛肉・鶏肉の脂身、ラード、バター、ヤシ油)
最下位 トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニングなど加工油脂)

になります。
油(脂質)は身体にとって重要なもの
と言うことは間違いないのですが、

1つだけ極力避けていただきたい油があります。
それは≪おすすめ油ランキング≫最下位の
「トランス脂肪酸」です。

なぜそう言えるのかですが、
ハーバード大学が約18000人規模の
看護師さんを対象に行った研究の中で
判明した結果だからです。

トランス脂肪酸は摂れば摂るほど、
排卵関係の不妊リスクが高くなります

具体的には、菓子パン、ケーキ、ドーナツなどの
洋菓子、揚げ物などに、トランス脂肪酸が含まれている
ものが多いです。

正直、美味しいものばかりですよね^_^;
なので知識として頭の片隅にいれておいて、
無防備・無計画に摂り過ぎないように
していただければ良いです。

「2.気をつけるべき油」
まずは知っておくこと!
これが何より大切になります。

3.原因不明不妊にはビタミンD

最後におすすめの食事法は、ビタミンDを
含む食材をしっかり摂ることです。

ある研究では不妊症女性の87.3%
ビタミンDが不足している」
というデータが出ています。

ビタミンDは、免疫・着床・卵巣機能・
妊娠後の流産に関与すると言われています。

私たちが普段ビタミンDを摂りやすい具体的な食材は、

サケ・キノコ・卵

がおすすめです。

妊活に深く関与するビタミンDに
関する詳しい情報は、こちらから
動画もご覧いただけます。
↓↓
【ビタミンDについての詳細】動画

ぜひご覧ください。

本日のまとめ

本日のお話をまとめますと、、、

1.冷え対策の食事→旬のものを摂りましょう。
2.気をつけるべき油→油は実は大切。ただし
 トランス脂肪酸はなるべく避けましょう
3.原因不明不妊にはビタミンD
 →サケ・キノコ・卵はオススメです。

以上になります。

妊活におけるオススメの食事【応用編】。
色々ありますが、あなたに上記3つも
知っていただきたくて今回このブログを
書かせていただきました。

「妊活における食事」の疑問が解決し、
あなたの妊活がさらに一歩前に進みますように。