「心を整える食事法2」
本日は、自律神経を整える【ココロの仕組み】シリーズ④
「心を整える食事法2」をお伝えしてきます。
※音声で気楽に聞き流したい方はこちら
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本日は、前回「心を整える食事法1」の続きです。
今回は、
身体と心の不調のお悩みがより深い方・長期化している方
にお試しいただきたいです。
前回のブログ内容と併せてお試しください。
前回は何を取ればよいか?という「足し算の食事法」でした。
今回はより難易度が高いですが、
より効果が強力な「引き算の食事法」です。
イライラする、やる気が出ない、気分が沈み込む、不安になる
そんなあなたにおすすめしたい引き算の食事法になります。
今日お伝えする内容は3つのテーマになります。
①何を取らないほうが良いのか?
②なぜ、それは「イライラする、やる気が出ない、気分が沈み込む、不安になる」
といった症状を引き起こすのか?
③では代わりに何を取ればよいのか?
このブログを見て食事法を試していただくことで、
あなたの気持ちが落ち着き、物事をワクワクそしてサクサク
取り組めるようになっていただければ、幸いです。
では早速本日の内容に入ります。
①何を取らないほうが良いのか?
それは、「糖質」です。
あぁやっぱりと思われたかもしれません。
みなさん知っているかと思います。
しかし実践度合いはどうでしょうか?
糖質って炭水化物だけではないですよね。
お菓子、ジュース、おかずでも「甘辛のたれ」やイモ類、ビールなどもそうです。
糖質がどんな食べ物に含まれているのか調べてみてください。
それを知っておくだけでもかなり心を整える食事をするのに助けになります。
かくいう私も白ごはん沢山食べます。
ラーメン大好きです。甘いものも好きです。
どこで引き算をしているのかと言いますと、朝はお茶のみです。
昼は仕事のある日は、定食やお弁当のごはん(つまり糖質)を少な目にします。
夜は結構好きなだけ食べます。
そうすることによって1日に摂る糖質の量が多くなり過ぎないようにして、
日中に頭と体が良く働いてくれるように、調節をしています。
②なぜ、それは「イライラする、やる気が出ない、気分が沈み込む、不安になる」といった症状を引き起こすのか?
「糖質」を摂り過ぎると低血糖になりやすくなるからです。
健康な人の脳は糖を「安定して」供給しようとします。
いつもいつも白ご飯やスイーツを多く摂り過ぎていると、
血糖値が急激に上がった際に、膵臓が血糖値を一定に保つために
血糖値を下げるインスリンを分泌しすぎてしまいます。
すると脳に糖分が行かなくなり、だるくなったり眠くなったりします。
そして血糖値が下がり過ぎると、脳にとって緊急事態となり
「イライラの元」アドレナリンと「不安・抑うつの元」ノルアドレナリンの
過剰分泌によって、「幸せ感・安心感の元」セロトニンを消費してしまいます。
それでいつまでたっても満たされず、また甘いものが欲しくなってしまいます。
甘いものを食べてその時幸せな気分になったとしても、
それも束の間でまた甘いものが欲しくなるのは上記の要因からくるのです。
③では代わりに何を取ればよいのか?
この甘いものを延々と欲しくなる悪循環を断ち切るには、
セロトニンの原料の「タンパク質」食品を摂り、
ノルアドレナリンを抑制することが効果的な解決法となります。
そしてタンパク質をしっかり摂ることと同時に、
何に糖質が含まれているのかを知っておかないと、
無自覚に糖質を摂り過ぎてしまいます。
現代人の食生活にはありとあらゆるものに糖質が含まれています。
糖質は身体にとって害ばかりではなく大切なものですが、
あくまで摂り過ぎには注意してください。
そのためにいつも食べているどの食べ物が糖質に当たるのか?
その辺の情報は「糖質 食べ物」でググるとたくさん出てきます。
あなたにとにかく今日覚えておいていただきたいのは、
「糖質をコントロールしタンパク質を多く摂る」です。
具体的な摂るべきタンパク質としては、
もちろんお魚・お肉・豆腐が良いのですが、
手軽に取れるタンパク質として、
ナッツ・チーズ・小魚スナック・ゆで卵、するめ
などがおすすめです。
ナッツは私もよくお世話になっている
小腹を満たしてくれるタンパク質です。
ナッツは種類がたくさんありますが、
味付けされていない素焼きのアーモンドと
クルミが糖質少な目でおすすめです。
まとめ
はい、ということで、
今回はイライラする、やる気が出ない、気分が沈み込む、不安になる、
そんなあなたにおすすめしたい食事法について
3つのテーマでお話させていただきました。
ぜひ、
「糖質をコントロールしタンパク質を多く摂る」
お試しください。
それでは身体と心に耳を傾け、ぜひ楽しい食事をされてくださいね!
京都 誠心堂にのみや鍼灸院
二宮健悟