「心を整える食事法1」
本日は、自律神経を整える【ココロの仕組み】シリーズ③
「心を整える食事法1」をお伝えしてきます。
※動画で見たい方はこちらからご覧ください
↓↓↓
今日お伝えする内容は2つのテーマになります。
①なぜ食事が心を整えるのか?
②心を整える具体的な食事
このブログを見ることで、
あなたは
・幸せな気分になる
・元気になる
・やる気が出る
・判断力が高まる
・よく眠れる
・心の平穏・安心感を得ることができる
といった心を整える食事法を知ることが出来ます。
では早速本日の内容に入ります。
なぜ食べ物で心を整えることが出来るのでしょうか?
・おいしいものを食べると幸せな気分になる。
・お酒を飲むとご機嫌になる
例えばですがこれは分かりやすい例だと思います。
実は他にも色々な食べ物が身体だけでなく、心にも関係しているのです。
<東洋医学的視点での根拠>
東洋医学の古典医学書「黄帝内経」や
江戸時代に健康をテーマとしたベストセラー本、
貝原益軒の「養生訓」では、
今でいう「医食同源」や「身心一如」の考え方が根底にはあります。
つまり、昔から食べることで身体と心を養うことが出来ると
考えられてきました。
具体的にその内容とは、
五味と言って酸味・苦味・甘味・辛味・塩辛味が
身心に与える影響が書かれていたり、
白ごはんやイモ等のいわゆる糖質の食べ過ぎは
だるさ・眠さ・疲れやすさを引き起こすと書かれており、
現在の栄養学とも通ずるところがあります。
<西洋医学的視点での根拠>
もちろん西洋医学的に見ても
食事が心に影響を与えるというデータは
ちゃんとあります。
ある病院では心療内科に来る患者さんの
血液検査による栄養状態は「99%が栄養不足である」
と言う結果が出たそうです。
まず前提として、
心の状態によって脳内の神経伝達物資いわゆる脳内ホルモンが
分泌されます。どういうことなのでしょうか?
例えば「ドーパミン」これは楽しいと感じているときに出ます。
感情としてはワクワク・やる気に満ちた状態。
次に「セロトニン」これは幸せな気分の時に出ます。
感情としては安心感にもつながります。
そして「ノルアドレナリン」は熱中しているときに
分泌されていることが分かっています。
覚醒状態ではありますが、
感情として緊張や不安といったマイナス要素もあります。
実はこれら脳内ホルモンは日々のストレスによって
消費されるので、バッテリーのように補給しないと
不足してしまいます。
不足すると、
・不安を感じる
・気分が落ち込む
・イライラする
・集中力が低下する 等、
心のバランスが取りにくくなります。
そこでこのバッテリーの「原料」となる栄養素を摂ることで、
「脳が栄養不足」な状態を回避することが出来ます。
その「原料」とは、
タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素になります。
では心を整えるタンパク質・ビタミン・ミネラルを摂るのに
具体的な食材とは何がよいのでしょうか?
実際のところ、
タンパク質・ビタミン・ミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウムなど)を
摂ろうと思えば、普通の定食メニュー
(ごはん・味噌汁・肉か魚とお野菜さらに副菜1品)が摂れていれば、
まんべんなく取れるはずなのですが、なかなか毎日毎食はそういった
バランスの良い食事は難しいですよね。
そこで、
簡単・手軽に摂りやすい食品を私が厳選してお伝えしたいと思います。
まずは、
イライラする人には「カルシウム」不足、
そして実は「鉄」不足も起きている可能性があります。
特に女性は鉄不足は要注意です。
◎「カルシウム」ならチーズ・ヨーグルト
◎「鉄」なら納豆・ほうれん草
がおすすめです。
寝ても疲れが取れない・だるい人は
◎「ビタミンB群」納豆・ピーナッツ
がおすすめです。
グルグル思考の人は
◎「タンパク質」卵・チーズ・納豆
がおすすめです
こうやって見てみると、
結構納豆は万能ですよね(>_<)
もちろん私も食事ですべてが解決するわけではないと
思っております。
ただし歴史的実績を見ても、現代の栄養学を見ても、
心と食事の関係性は無視できないし、
臨床経験からも関係性は深いと感じています。
今回は
「①なぜ食事が心を整えるのか?」
「②心を整える具体的な食事」
の2つお伝えさせていただきました。
ぜひ、
幸せな気分になりたい!
元気・快活になりたい!
やる気を出したい!
判断力が高めたい!
よく眠りたい!
心の平穏・安心感を得たい!
そんなあなたは脳が栄養不足にならないように、
まずは納豆もしくはチーズからお試しください。
ちょっとしたことですが、
一口目だけでもよく噛む癖をつける
と良いです。
うつの状態=セロトニンが低下している状態
になります。よく噛むとセロトニンが増えますので、
よく噛む癖をつけるのも心を整えるのにおすすめです。
次回【心を整える食事法②】では
さらに大切な食事法をお伝えしていきますのでお楽しみに。